死因?正体?画像?
霊能者・宜保愛子(ぎぼあいこ享年71歳で死亡)といえば、今現在の若い方はご存じないでしょうね。
神奈川県横浜市出身。4歳の時、左目に火箸が落ち失明寸前になる。また、右耳は聴力を失っていた。
当時の昔のテレビ番組は現在と違って手作り感があって、全体的にとても面白かったのだけど、占いやミステリーに関しては寸止めが多かった気がする。
宜保さんの番組も、結局何が何だかわからないことが多いと思った。
歴史上の人物、織田信長を霊視したのは不評でした。
輪廻転生、守護霊…一体あれは何だったのか?彼女の正体は?
懐かしすぎて覚えちゃいないけど、精一杯調べてみる。
1961年にテレビ出演したことを期に、人気上昇し講演活動を行う。
1970年代半ばには、日本テレビ「あなたの知らない世界」、1980年代後半は「女性自身」の中で有名人との対談を連載している。
飛ぶ鳥を落とす勢いで、テレビのバラエティ特番やベストセラーの著書も出た。
しかし、オカルトの超常現象の天敵・大槻義彦教授(宮城県角田市出身79歳)がこの頃から異議を唱え、頻繁に実証実験による対決を求めるようになった。
大槻教授は、霊視と思われるものはトリックがあるということで、番組の中で立ち会って実験したいと申し出たが宜保さんは断ったという。
これじゃあ大槻教授にとっては更に疑いが深まったよね。
また、宜保さんの著書に大槻教授のプラズマ実験の写真が無断記載されて、”これが霊の写真”と説明され大問題になった。
いくらなんでもやりすぎだよね。誰かが番組盛り上げるための演出としか思えない。
霊能力って普通に存在すると思うのに、こんなことやれば世間の批判浴びて宜保さん終わっちゃうよね。
1995年のオウム事件頃になると、オカルトが世間の批判を浴びたため、宜保さんも自動的に活動休止した。
2003年に胃がんが死因でこの世を去ってしまったが、もう少し頑張って欲しかったですね。
大槻教授による追悼コメントとして、
「…私は彼女の霊的現象について疑義を持っていろいろと批判、検証はしたが、彼女の人間性や人柄までは否定するつもりは一切なかった。」
彼女による15分の相談料は、数万円だったりとか、インチキヤラセ番組?に加担した理由は、
あくまで噂話ですが、
家族の中に障害を持つ人間がいて、遺産を残したいからなんていう都市伝説もありましたよ。
でももっともっと大金を盗る、詐欺師みたいなインチキ霊能者(いわゆる霊感商法)もいるので、皆様ご注意を。
特に、早くに娘さんなどを亡くしたご婦人などは…
韓国?ピラミッド?エジプト?
ある雑誌では、宜保さんが朝鮮半島の韓国で霊視するという企画があったのだが、”あんなおぞましい所は行きたくない”と言って企画中止になったこともあるそうだ。
理由はわからないが、韓国の昔の儒教の教えの「試し腹」のせいなのか。
これは昔、嫁入り直前の娘が子供を産める体であることを証明するために、実父などが娘を孕ませる風習が日韓併合まであったという。
また、韓国の陶器を持っている家は没落するということを自身の著書に書いており、創価学会の仏壇にある陶器を批判したことで、業界から遠のいたとの説もある。
(この画像は、とんねるず石橋貴明タカさん演ずる、イボタカ子さん。懐かしい)
1992年の年末特番「宜保愛子!ピラミッドの謎に迫る!」では、霊視が始まると何言っているのか、意味が解らなくなっているという。
遺跡モノのロケは、評判を落としました。
しかし宜保さんの世界を理解しろってのが、そもそも無理な話。
頭の切れる人は、時間と空間が飛んでる会話が多いもんね。
でも結局は結論が出ないってパターンが、多かった気がする。
デヴィ夫人?現在?息子?
大槻教授も怖いが、いつかデヴィ夫人と対決したこともあったよね。
故スカルノ大統領が幽閉中に、夫人と娘に宛てた手紙を霊視。
賢い小鳥が…日本人はカレーが…と訳わからなくなって、最後には”運命を切り拓いたり、自分の生活を向上させるのは、自分自身の努力が必要!!”といいお互いが理解した。
と思いきや、”社会の悪!”で終了。さすがに恐ろしい人ですね。
宜保ちゃんには息子がいて、”江原啓之”という人がいたが、彼は違うと思う。
本当の一人息子は、医者だというウワサありました。
あの頃は、ユリゲラーが出て来てスプーン曲げたりして皆で感動してたが、曲がったらどうだっていうんだろう…って観てましたけどね。
ちなみに宜保さんは英語が堪能で、ユリゲラーとは通訳なしに会話できたという実力。
最後に素朴な疑問、予言者って本当にいるのだろうか?
私的にまとめると彼女の本当の正体は、横浜に住む普通の、心優しいおばちゃん主婦だったのでは?とも思えてきた。
自称霊能者が、心が苦しい人々のカウンセラーとして、心を癒していた?
今現在でも彼女のファンは少なくない。
私のまわりにもいますよ。学歴は低くとも、お話しすると心休まるオバちゃんが。
人に話すだけで、文章にまとめるだけで、本を読んだり、意外と心もスッキリしますしね。
本物の霊能者だったら、ゴメンナサイ的な発言でした。失礼。
私は真実の霊能者ではないので、宜保愛子さまが本物か偽物か霊視できませんでした。
いずれにせよ、線香を3本立てて、先祖を敬う心は大切にしたいですね!
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