穏やかな笑顔と、どこかミステリアスな雰囲気を併せ持つ俳優、平埜生成さん。
舞台を中心に、ドラマや映画、CMと幅広く活躍し、着実にキャリアを積み重ねています。
2024年1月からは舞台『虎に翼』への出演、そして6月からはNHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演するなど、ますます目が離せない存在です。
今回は、そんな平埜生成さんの魅力に迫ります。彼の原点、舞台での活躍、ドラマや映画での印象的な役柄、そしてプライベートまで、余すところなくご紹介します。
俳優・平埜生成の原点:家族と劇団プレステージ
平埜生成さんは、東京都出身の俳優です。
実は、彼の父親はドラマなどの裏方の仕事をしていたそうで、幼い頃から撮影現場に触れる機会が多かったといいます。
そんな環境の中で育ったことが、俳優を志すきっかけになったのかもしれませんね。
2007年にドラマで俳優デビューを果たした後、平埜さんのキャリアを語る上で欠かせないのが、劇団プレステージでの活動です。
2009年から2017年までの8年間、彼は劇団の中心メンバーとして、多くの舞台作品に出演しました。
劇団プレステージは、若手俳優の登竜門としても知られており、多くの才能を輩出しています。
平埜さんもまた、この劇団での活動を通して、演技力に磨きをかけ、多くの仲間と出会いました。
「劇団プレステージ時代は、僕にとって青春そのものでした。先輩や同期、後輩たちと切磋琢磨しながら、多くのことを学びました。あの8年間があったからこそ、今の僕があると思っています。」と、平埜さんは当時を振り返ります。
劇団を退団後も、その経験は彼の俳優活動の基盤となっています。
平埜生成の舞台での輝き:蜷川幸雄からこまつ座まで
平埜生成さんは、舞台俳優としての評価も高く、蜷川幸雄演出の「ロミオとジュリエット」や、こまつ座の「私はだれでしょう」など、数々の話題作に出演しています。
特に、「私はだれでしょう」での演技は高く評価され、読売演劇大賞2017年上半期5部門ベスト5男優賞にノミネートされました。
この作品で平埜さんは、戦争で記憶を失った青年を繊細に演じ、観客の心を掴みました。
「舞台は、俳優として生きていると実感できる場所です。観客の反応を肌で感じながら、役と向き合えることが、舞台の魅力だと思います。」と語る平埜さん。
彼の舞台に対する情熱は、作品を観た人々にしっかりと伝わっています。
朝ドラから話題作まで:平埜生成のドラマ出演作を振り返る
平埜生成さんは、ドラマにも数多く出演しています。
2017年にはNHK連続テレビ小説「おんな城主 直虎」で、井伊家の家臣・中野直之役を好演し、注目を集めました。
そして2024年6月からは、2度目の朝ドラ出演となる「虎に翼」がスタート。弁護士を目指す女性を主人公にした物語で、平埜さんは主人公の幼馴染・汐見圭役を演じています。
「『虎に翼』は、僕にとって新たな挑戦となる作品です。汐見圭という役を通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえるように、精一杯演じたいと思います。」と、平埜さんは意気込みを語っています。
その他にも、「BG〜身辺警護人〜」や「大豆田とわ子と三人の元夫」など、話題作に次々と出演しています。
映画「亜人」から「コード・ブルー」まで:スクリーンで魅せる存在感
平埜生成さんは、映画の世界でも活躍しています。
2017年公開の映画「亜人」では、主人公の同級生・戸崎優役で出演し、強烈な印象を残しました。
また、「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」では、フライトドクター候補生・名取颯馬役を演じ、その繊細な演技で観客を魅了しました。
映画という大きなスクリーンの中で、平埜さんは存在感を放ち、観る者を物語の世界に引き込みます。
平埜生成の素顔:恥ずかしがり屋で多趣味な一面
舞台や映像作品で見せる顔とは裏腹に、平埜さんは実は「恥ずかしがり屋」なんだとか。
「人前に出たり、注目を浴びたりするのは、正直苦手なんです。でも、演じている時は、不思議と恥ずかしさを忘れられるんですよね。」と、照れながら話す姿が印象的です。
プライベートでは、漫画やジブリ作品、音楽鑑賞を趣味としており、特にTHE BLUE HEARTSのファンであることを公言しています。
こうした趣味からも、彼の多感で感受性豊かな一面が垣間見えます。
平埜生成のCM出演情報:MetaMoJiで新たな一面を披露
俳優としての活動に加えて、平埜さんはCMにも出演しています。
2024年には、MetaMoJiの「eYACHO」と「MetaMoJi ClassRoom」のCMに出演することが決定しています。
CMでは、彼のフレッシュで親しみやすい魅力が存分に発揮されています。
平埜生成の未来:さらなる飛躍を期待される俳優
舞台、ドラマ、映画、CMと、多方面で活躍する平埜生成さん。
「これからも、様々な役柄に挑戦し、自分自身の可能性を広げていきたいです。そして、僕の演技を通して、誰かの心に何かを届けられたら嬉しいです。」と、今後の展望を語っています。
常に進化し続ける彼の姿から、今後も目が離せません!
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