葵わかな、国民的女優への階段を駆け上がったシンデレラストーリー
2009年、ファミリーマートのCMでキュートな笑顔を振りまき、お茶の間の注目を集めた少女がいました。
それが当時まだ11歳だった葵わかなさんです。同年、ドラマ『サムライ・ハイスクール』で女優デビューを果たし、子役としてキャリアをスタートさせました。
その後、アイドルグループ「乙女新党」のメンバーとして活動するなど、多方面で才能を発揮。
そして2017年、NHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインに抜擢され、国民的女優へと大きく飛躍しました。
『わろてんか』では、明治時代を舞台に、大阪で日本初の女性落語家となるヒロイン・藤岡てんを熱演。持ち前の明るい笑顔と天真爛漫な演技で、お茶の間に笑いと感動を届けました。
オーディションで約2300人の中からヒロインの座を射止めた葵さん。プレッシャーを感じながらも、持ち前の努力と根性で撮影に臨んだといいます。
「『わろてんか』は私にとって、女優としてのターニングポイントになった作品です。ヒロインを演じることで、責任感やプレッシャーを学び、大きく成長することができました。」と葵さんは当時を振り返ります。
朝ドラヒロインという大役を経験し、女優として大きく成長した葵わかなさん。その後の活躍は目覚ましく、映画、ドラマ、舞台と幅広いジャンルで活躍しています。
朝ドラヒロインで開花！「わろてんか」で見せた演技力と愛されキャラ
葵わかなさんの名前を全国区に知らしめたのは、やはり2017年のNHK連続テレビ小説『わろてんか』でしょう。
明治時代の大阪を舞台に、笑いをこよなく愛するヒロイン・藤岡てんが、日本初の女性落語家となるまでを描いたこの作品。
葵さんは、天真爛漫で明るい笑顔が魅力のてんを、持ち前の愛らしさと確かな演技力で演じきり、多くの視聴者を魅了しました。
落語家の役作りのため、実際に落語を習い、高座にも上がったという葵さん。その努力は実を結び、作中では見事な落語を披露しています。
「落語は、言葉だけで人を笑わせたり、感動させたりする奥深い芸。
実際に高座に上がってみて、その難しさと面白さを実感しました。」と葵さんは語っています。
また、『わろてんか』では、葵さんのコメディエンヌとしての才能も開花。コミカルな演技で笑いを誘う一方で、家族や仲間との絆を大切にしながら、逆境を乗り越えていくてんの姿を見事に表現しました。
「てんの笑顔は、周りの人を幸せにする力を持っていると思います。私もてんのように、笑顔で周りを明るくできるような存在になりたいですね。」と葵さんは笑顔で語ります。
舞台で魅せる新たな顔！ミュージカルからストレートプレイまで挑戦し続ける女優魂
近年、舞台での活躍も目覚ましい葵わかなさん。
2019年には、ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』でジュリエット役を演じ、初舞台とは思えないほどの堂々とした演技で観客を魅了しました。
「舞台は、お客様の反応を直接感じることができるのが魅力。生の舞台ならではの緊張感と高揚感は、他では味わえないものです。」と葵さんは舞台の魅力を語ります。
2023年には、ミュージカル『アナスタシア』で主人公アーニャ役を熱演。記憶をなくした少女が、自身の過去を取り戻す旅路を描いた壮大な物語の中で、力強くも繊細な歌声と演技を披露し、新たな境地を開拓しました。
そして2024年10月からは、舞台『セツアンの善人』で主演を務めます。この作品では、善人でありたいと願う女性シェン・テと、彼女が作り出した冷酷な別人格・シュイ・タという一人二役を演じます。
「一人二役という難しい役どころですが、精一杯演じ切りたいと思います。善と悪、相反する二つの顔を持つシェン・テを通して、人間の本質に迫る舞台にしたいです。」と葵さんは意気込みを語っています。
ミュージカルからストレートプレイまで、様々な舞台に挑戦し続ける葵わかなさん。その演技力と表現力は、舞台関係者からも高く評価されています。
葵わかなの素顔に迫る！プライベートでの意外な一面とは？
明るい笑顔が印象的な葵わかなさんですが、プライベートではどんな一面を見せているのでしょうか？
神奈川県出身の葵さんは、5人家族の3姉妹の真ん中。家族仲が良く、特に母親とは何でも話せる仲だといいます。
「お母さんは、私が芸能界に入ることを一番に応援してくれた人。いつも感謝しています。」と葵さんは語ります。
趣味は海外旅行とジムでのトレーニング。アクティブな一面も持ち合わせています。また、猫を飼っているそうで、その溺愛ぶりはInstagramでも度々披露されています。
「猫と遊ぶ時間は、私にとって最高の癒しです。疲れた時に猫に癒されると、また頑張ろうと思えますね。」と葵さんは優しい笑顔を見せます。
さらに、読書家としても知られる葵さん。最近はまっているのは、ミステリー小説だそうです。
「ミステリー小説を読むと、物語の世界に引き込まれて、時間を忘れてしまいます。登場人物の心理描写や伏線を読み解くのが楽しいですね。」と葵さんは目を輝かせます。
共演者やスタッフも絶賛！葵わかなの人柄が垣間見えるエピソード
演技力だけでなく、その人柄の良さも高く評価されている葵わかなさん。
共演者やスタッフからは、彼女の真面目で努力家な一面、そして周りの人を気遣う優しさ溢れる人柄を称賛する声が多数寄せられています。
ドラマ『ブラックペアン』で共演した二宮和也さんは、「葵さんは、とても真面目で努力家。いつも台本をしっかり読み込んで、役作りに励んでいます。また、周りの人をよく見ていて、気配りができる方です。」と語っています。
また、映画『青夏 きみに恋した30日』で共演した佐野勇斗さんは、「葵さんは、いつも笑顔で現場を明るくしてくれるムードメーカーのような存在。誰とでも分け隔てなく接していて、本当に素敵な人です。」と葵さんの人柄を絶賛しています。
スタッフからも、「葵さんは、いつも笑顔で挨拶をしてくれる礼儀正しい方。撮影現場では、スタッフ一人ひとりに気を配り、感謝の気持ちを伝えてくれます。」といった声が聞かれます。
今後の葵わかなに期待！さらなる飛躍を予感させる女優としての展望
着実にキャリアを積み重ね、女優として着実に成長を続ける葵わかなさん。今後の活躍に期待が高まります。
「これからも色々な役に挑戦して、表現の幅を広げていきたいです。そして、見ている人に感動や勇気を与えられるような女優を目指していきたいです。」と葵さんは力強く語ります。
2024年9月からは、NHK BSプレミアムの時代劇『おいち不思議がたり』で主演を務めます。また、TBSの日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』にも出演が決定しており、今後の活躍から目が離せません。
「時代劇や医療ドラマなど、新たなジャンルにも挑戦していきます。今までとは違う葵わかなを見ていただけるよう、精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします！」と葵さんは未来を見据えています。
持ち前の明るさと真面目さで、どんな役にも全力で向き合う葵わかなさん。彼女のさらなる飛躍に、これからも注目していきましょう。
葵わかな出演作品紹介：映画、ドラマ、舞台…あなたの知らない葵わかなが見つかる！
最後に、葵わかなさんの主な出演作品をご紹介します。
映画
- 陽だまりの彼女
- 青夏 きみに恋した30日
- かぐや様は告らせたい ～天才たちの恋愛頭脳戦～ ファイナル
- 母性
ドラマ
- サムライ・ハイスクール
- わろてんか
- 三千円の使いかた
- Dr.チョコレート
- ブラックペアン
- おいち不思議がたり
舞台
- ロミオ＆ジュリエット
- アナスタシア
- セツアンの善人
この他にも、CMやバラエティ番組など、様々な分野で活躍しています。
まだ知らない葵わかなさんの魅力を発見できるかもしれません。ぜひ、チェックしてみてください！
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